うさこの子育て・知育ブログ

3歳女の子の育児や知育について書いています

お片付けしないと鬼が来るよ⁉

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こんにちは。
みなさんはお子さんが何か悪いことをしたときや、やるべきことをやらないのでそれをお子さんにやらせるために「そんなことしてると鬼が来るよ」とか「〇〇しないと(早く寝ないと等)おばけが来ちゃうよ」などと言うことはありますか?

こういったことについてママ友とお話していて、子どもへの接し方について夫婦で価値観を合わせることって難しいなぁと考えさせられたことがありました。

 

娘と同じく2歳のお子さんがいらっしゃるママ友ですが、お子さんがうまくお片付けができなかった時などに旦那様が、“鬼から電話がかかってくるアプリ”を使ってお片付けをさせようとするというお話を聞きました。

そんなアプリがあるんですね~(^^;私は知りませんでした!

ママ友の方はそのようなやり方に反対でやめてほしいという考えでした。

 

私も個人的には子どもに何かやらせるために鬼やおばけなどを使うことはしたくないなぁと考えています。

なぜかというと、

①恐怖で子どもを支配したくない

②子どもの内発的動機が育たない

③不必要な恐怖心を抱かせたくない

という理由からです。

 

①恐怖で子どもを支配したくない

鬼が来ることを子どもが怖がって親の言うことを聞くようになるというのは、即効性があって楽で親も使いたくなってしまうかもしれません。ですが、しつけの目的は恐怖で支配して従わせることではないと思います。また、子ども自身も相手に何か言うことを聞いてほしいときには、怖がらせたりして言うことを聞かせればいいんだということを学んでしまいかねません。

 

②子どもの内発的動機が育たない

子どもの行動の動機付けが「本当はやりたくないけど怖いからやる」となってしまうと、子ども自身の思いが尊重されず、無理矢理やっていると子どもの自主性が育たないのではないかなと思います。

 

③不必要な恐怖心を抱かせたくない

子どもが怖がるような本当は存在しないものを利用することによって、必要のない恐怖心が芽生えてしまい、本来であれば一人でできるようなことも一人でできなくなってしまうのではないかと思っています。例えば、もしかしたらおばけが来るかもしれないと思っている子は不必要に怖がって、「怖いからトイレに一緒についてきてほしい」となってしまい、自立を妨げてしまうかもしれません。

 

これらはあくまでも個人的な考えですが、私が安易に使いたくないなぁと思っている理由です。

 

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そして、もう一つ難しいのが夫婦で子どもへの接し方の意識を合わせることですよね。ママ友も悩んでいらっしゃいましたが、教育方針とまではいかなくとも、このような日常の出来事で違いを意識することがあると思います。

私も歯がゆいなぁというときがありますが、なるべく主人のやり方を尊重し、ある程度やり方を任せるということを意識しています。何もかも同じようなやり方を求めたり、口出しされてはやる気もなくなってしまいますもんね(^^;

ただ、本当に教育上その関りはどうなんだろう?と感じたときは、責めたり感情的にならずに伝えるようにしています。この時の伝え方・言い方が重要かなと思っています。

 

おそらく私がママ友と同じ立場だったら、初めからやめてほしいと伝えるのではなく、鬼などを利用することについて私自身はこのように考えているけれども、あなたはどう考えている?と聞いて対話するというところから始めるかなぁとぼんやり考えました。直接的にダメ出しするとイラっとしてしまうかもしれないので、あくまでも考え方を伝えて話し合ってみるという感じです。

 

子どもへの接し方は人それぞれで、夫婦でもその考え方を統一することは難しいなと感じますが、「私自身は子どもとこのような関わり方がしたい」という自分軸をもって子どもに接していけたらなと思っています。